生活保護(仮初めのベーシックインカム)いただきました
こんちわ。クラッシャーです。
12月なのにあったかい日がポツポツありましたね。
なにこれ?地球温暖化の影響?
こんなこと今まであったっけ…?
やばいでしょ。
12月でこれってさ、僕は来年の夏がもう恐ろしいです。
これ絶対東京40度いくよね?史上最高気温更新する勢いだよね?熊谷とかはもう43度くらいいくよね?
やばいでしょ。
みんなさ、休める人はまじで一回仕事休んだ方がいいって。これまじで働けば働くほど地球温暖化が進んで絶対あとで自分たちの首を締める結果になるって。
まあみんなそれでもクソ暑い中、結局頑張って仕事に行っちゃうんだろうなとは思うんですが…
そういえば2023年12月14日付で僕はついにナマポをいただけることになりました。
というわけで今日から僕のことはケッキングと呼んでください。
僕のできる範囲で何か力になれそうなことがありましたら、溜まったパワーを発揮するので皆さんいつでもお声がけください。どうぞよろしくお願いいたします。
というわけで今回は、念願のナマポをいただけることになりましたので、それに因んで「生活保護反対派は頭悪いなと思う10のコト」を勝手に考えてみましたので、それを紹介したいなと思います。
まあ20代の僕みたいな健康な人間でも生活保護はもらえるんだよということを皆さんにも知ってもらって、「仕事やめたいけど、この先の生活が不安…」みたいに思っている方がいたら、安心してください、ナマポがありますよ。
「なんでお前がナマポもらえんねん」って思った方、落ち着いてください。実はナマポをもらえるハードルはみなさんが思っている以上に超絶低いんです。
その条件とはこちらです!
「生活保護申請時に、自分の世帯で持っている資産と収入が毎月の生活保護費以下であるとき」
これだけです。
なのでお金がなければ誰でもすぐにナマポをもらうことができます。
ただ実は最近、色々な地域で起きている様々な生活保護に関する問題がネットの力によって可視化されつつあって、その運用方法が疑問視され始めてきているトピックでもあります。
少し例を出すと、群馬県桐生市では「ある受給者に1日1000円づつを手渡しで給付していた」、広島県安芸高田市では「障害者加算をちゃんと支給していなかった」、秋田県秋田市では逆に「職員のミスで2018年から今までの5年間で8130万円もの余分な保護費を支給していた」などが最近では話題になりました。
このように生活保護制度を自分たちの裁量で杜撰に運用しているとんでもない自治体が散見されてきています。
まあこれらは発覚しているだけでおそらく氷山の一角でしょう。
もっというと、これは生活保護界隈では役所ガチャと呼ばれていますが、運が悪いと神奈川県横浜市のようになぜか生活保護の申請窓口で申請書が受理されないなんてことも起きます。(これは申請権の侵害にあたり法律違反です)
これ以外にも、「相談者がすでに保護を申請できる条件を満たしているのに、そのことをあえて伝えずに追い返えす」とか、「保護費はもらえたけどケースワーカーに法律上書く義務のない市役所が勝手に作った ”どこに外出したのかの個人情報” を書く謎の書類を書けといじめられる(東京都板橋区)」などのいわゆる水際対策や、受給者を精神的に追い詰める対策などが各地の自治体で実際に起きまくっているので、それが生活保護=いやな思いをしなきゃいけない制度と人々に負のイメージを植え付け、ときにそれは余計な社会不安へとつながります。
まあ、一般市民は生活保護に関する知識が乏しいので、そこを利用されていじめられるケースが多いです。
なのでケースワーカーや担当の職員の方々にはぜひ市民の味方をするような制度の運用方法を実践していただきたいと心から願っています。
てかそのほうが単純に市民が安心するので。「大丈夫!なんかあったら〇〇市は助けてくれる!」みたいな感じで。
今の社会はホワイト社会と言われるようになってきていて、人を人として扱わないような人間はどんどん社会に晒されて生きづらくなる世の中になってきています。最近だとジャニー喜多川とか、飯塚幸三とか、ビックモーターの社長とか、政治資金収支報告書にちゃんとパーティ券収入を記載しないで裏金化する自民党議員とか。
これは地方自治体や町単位でも同じことが言えて、少子化が進んで日本の人口はガンガン減少しているので、これらは地域間の格差の拡大にどんどん影響していくと予想されます。
そうなってきたときにその地域の住民が、「うちの町は本当に困ったときには助けてくれないかも」とか、「いじめ問題隠蔽するかも」とか「市議会で居眠りするじじいばっかりでこの町の市政は本当に大丈夫なのかな」とかって心配しだしたらどうなりますかね?
その町は人口が減り、おそらく近隣の大きい町と合併して最終的には消滅することになると思います。
そして何よりも、その町に住んでいる住民が安心できるための最重要制度は生活保護です。
ここの信頼が揺らいでしまったら、その地域は全く信用できなくなって、精神的にはもう安心して住めなくなってしまうでしょう。
なぜなら生活保護制度を軽んじることは人の生命を軽んじることと同等だからです。
というわけでナマポに関してはこのように考えていることがたくさんありまして、すんません、ついつい長々と書いてきてしまいましたが、ようやく本題へと入りたいと思います!
それではこれがクラッシャーが思う「生活保護反対派は頭悪いなと思う10のコト」だ!
刮目せよ!
生活保護反対派は頭悪いなと思う10のコト
1 頭悪いというかナマポの呪いにかかっている
まず人生において、その時々の運によってお金を稼げる能力(働ける能力)はあるけど、それを活用できなくなることはありますよね。
それは例えば、日常生活を送ることすら難しいような病気になってしまったり、就職氷河期でたまたま景気が悪くて職に就けなかったり、コロナなどの災害で命の危機に直面して活動を制限されたりなど、自分ではコントロールできない要素によってお金を稼げなくなる状況に陥ることは誰にでも起き得ます。
そして、こういった運が悪かった人に対しての救済措置としてナマポの制度を利用すること自体に反対する人はいないと思います。
しかし、こういった不運以外でナマポを利用している人、まあつまり働けるのに働いていない人がナマポを利用していることに不快感を覚える人は多いと思います。
さらに、この不快感や不満感、聖書の言葉を借りれば「働かざるもの食うべからず」という精神から、生活保護受給者、ましてや生活保護制度そのものへの風当たりが強くなってしまうのだと思います。
僕も人生の大半をその価値観で生きてきたので、未だに生活保護系のニュースを聞くと心に一瞬何かズキッとしたものを感じるときがあります。
何かこう後ろめたさとでもいうのか、負の感情が心に湧き上がってきます。
ただ、それは今までの人生の中で学校やら社会やらでそのように感じるように教育されてきた結果、「ナマポの呪い」にかかっているせいだと思っています。
現代に生きる人々の多くはその呪いによって、「働くことは義務で、それには絶対に従わなければいけない。従わないものは怠惰なナマケモノ、いや、ケッキングである」というある種の洗脳状態にいるのではないかと考えています。
しかし、今はもう人々はその呪いから解放されるべき時です。
なぜなら「働かざるもの食うべからず」精神が生まれた中世の世界と現代ではもう全く違った世界になっていて、すでに多くの人は働く必要がなくなっているからです。
1760年に起こった産業革命以降、世界中の人々は「富とステータス」を求めて働きまくり、今はそのおかげで人口は8億人から80億人に増え、世界の1人当たりGDPは1820年に1,102ドルだったのが、2018年には15,212ドルまで増えました。
※出典「How do we know the history of extream poverty」World Bank
つまり単純計算、人口が10倍増えてるのに1人当たり10倍豊かになっているってことは、だいたい250年前と比べて世界の富は100倍に増えたってことですよね?
※クラッシャーのヒミツのノート「非常に頭の悪いメモ」より
それで生産性が上がりまくったおかげで人類は職業の変化を以下のように強いられました。
「農業する人こんなにいらんな」→ 工業へ
「工業ももうそんなに人いらんな」→ サービス業へ
「てかサービス業もAIと自動運転あるからもう人こんなにいらんな」← いまココ!
あれ?もうこれ人間ができる仕事ほぼなくね…?
まあ、一応まだAIとか機械で置き換えできない「労働集約型産業」があるけど、それももうあと教育とか?そんくらいだよね?
やばいでしょ。
というわけで1個目は、あなたは「ナマポの呪い」にかかっているだけで、もう人間ができる仕事ほぼないよね?就職とかオワコンだよね?って話です。
だからみんな早く呪いを解いて、労働から解放された世界に生きた方が幸せになれる人が増えるんじゃないのかなって思ってます。
呪いを解く方法?仕事やめてナマポもらえ。
2 とにかくお金稼げばいいと思っている
まあそうは言っても、「いや、でも生活保護費分くらいは頑張れば稼げるだろ?」
このように考える人がまだ大半だと思います。
はい。その通りです。無理をすれば今の世の中お金を稼ぐことは容易です。
でも、そんなことして何の意味があるんですかね?
僕は無理してお金を稼ぐ行為はやめたほうがいいと思っています。
なぜなら、例えば、あなたが「みんなに美味しいラーメンを食べてもらいたい」と思ってラーメン屋を始めたとしますよね?
本当は1日20杯ぐらいにしたいけど、でもそれだと生計が保てないから、朝晩店を開けて一日10時〜休憩を挟んで夜10時まで11時間働いて、いっぱいラーメンを作らないといけないとしますよね?
そんで、一日めっちゃ頑張って働いて、夜帰ってきて、あんまり休む間も無くすぐ寝る時間になって、また次の日がきて、頑張って働いて、帰ってきて、寝て、次の日がきて、はたらぃ…
ん…?ちょちょちょちょ、ちょっと待って?何これ?
何で美味しいラーメンを食べてもらいたいだけなのに、1日10時間働かないといけなくなった?そして他に好きなことやる時間なくなった?
おかしいよね?
ラーメン屋だけじゃなくて、他には例えば、ホストだったらお客に高いお酒をいっぱい朝まで飲ませなきゃいけない、パチンコ屋だったらギャンブル依存症にさせるぐらいお客をヌマらせて大音量の中何時間も働かないといけない、ポスティングの仕事だったらほぼゴミになるチラシを一日中配りまくらなきゃいけない、ミュージシャンだったら生計を維持するために永遠に作曲し続けなきゃいけない、テレビ局だったらドラマとかバラエティ番組を永久に毎クール制作し続けないといけない、などなど…
やばいでしょ。
これって、もはやお金を稼ぐためにお金に働かされてるよね?
つまりただの資本主義の奴隷っ!
なんかこんなことが世界中で起きまくってるんじゃないのかなと思ってて、物がない時代だったらまだわかるけども、もう物質的に世界は十分豊かになってるっていうのに…
なので僕は早くベーシックインカムを導入したほうがいいと思っているんです。
そうすれば多くの人が長時間労働から解放されて、必要な分だけ働くというスモールビジネス社会が実現できるからです。
え?その実現のために何をしたらいいか?
仕事やめてナマポもらえ。
Part2へつづく…