もちろん比例はれいわ一択っしょ!
こんちわ。クラッシャーKAZUMACHIです。
やったー!選挙だ!
みなさま、お待ちかねの衆院選がついにやってきました。
最新の終盤情勢調査によると、自公で過半数割れする確率が50%以上らしいです。。。
以前に「自民党が選挙に強い理由」をブログで書いたばかりで、まさかもうこんなことになるとは。
すげぇ…。乗るしかないっしょこのビッグウェーブに!!
そして、今回は初めて期日前投票をしてきました。
僕は所沢住まいなので、小選挙区は埼玉8区というエリアです。
今回埼玉8区では、自民の裏金議員柴山昌彦896万円(58)と、立憲の市来伴子(47)、維新の市野一馬(40)、共産の平井明美(80)の4人が立候補しています。
自民はなし、共産はご年配すぎ、そうすると維新か立憲のどちらか。
政策的には野田立憲は減税反対派なので維新な気がしますが、ただ最近気づいちゃったんですけど、今までの日本のシステムを作ってきたのって、そのほとんどが男性の議員ですよね?
「てことはさ、いまの日本の様々な社会システムが出来あがったのは男のせいなんじゃ。。。」と最近うっすら考えるようになったので、今回は女性の市来さんに投票しました。
あと、この人自身のやりたい政策も、別に悪くないかもなとも思ったのでね。
比例はもちろんれいわ一択っしょ!
※KAZUMACHI直筆の比例の投票用紙
山本太郎の言葉を聞くと力が湧いてくるよね。
彼は高収入の成功した役者のキャリアを一回捨ててまで、政治家やってますからね。
おそらく注目に寄ってる理想タイプだと思います。自分の正義のために権力者に刃向かうタイプのやつ。
この先、彼を役者として使ってくれるメディアはあるのか。テレビは絶対ないですね。山本太郎の演技は好きだから、個人的にはまた見たいけど。
あとたぶん石破さんも理想タイプだと思いますね。だから基本的には、自民党とは水と油みたいに相入れない。
これは自民党には司令タイプの議員が多いせいだと、僕が勝手に思っているからだけですが。安倍さんとかキッシーとか麻生太郎とか、高市さんとかはみんなたぶん司令タイプでしょう。
そりゃはぶられるよ。
日本の貧困率、アメリカ以下でG7最低だった
ちなみに投票へは所沢市役所へチャリで行ってきました。
所沢市役所入口
選挙以外にも、マイナンバーカードの更新と、生活保護関連で生活福祉課に就職した証明書の提出をする用事もあったので、一石三鳥でちょうどよかったです。
そして、市役所に行く途中に通る小手指駅近くのコンビニがこちらです。
…。
みなさま、お気づきだっただろうか…?
このコンビニに見覚えはありませんか?
こちらをご覧ください。
そうです。あの国分寺市と所沢市で起きた闇バイトによる強盗事件、その犯行に使われた車両が押収されたあの伝説のコンビニです!
ニュースでまず「え!所沢市!?」ってなって、さらにこのコンビニが出てきて、「え!しかもあのコンビニ!? 所沢市オワタ。。。(別に終わらない)」ってなりました。
なんか、もともとこういった匿名・流動型犯罪グループ(通称:匿流)による犯罪が流行ってしまったのは、「ヤクザを過剰に取り締まった当然の結果」的なことを、確か宮台真司が言っていた気がします。
ちょっと詳しい歴史的な経緯などはよく覚えていないので、今度調べてみようと思いまっする。
ただ、以前紹介したルトガー・ブレグマンの「UTOPIA FOR REALISTS」という本の中でも、このようなデータが出てきます。
格差と社会問題の相関図 (出典:「UTOPIA FOR REALISTS : Rutger Bregman」より)
ここでの格差とは、富裕層と貧困層それぞれの上位と下位20%の差のことで、社会問題とは平均寿命、識字率、乳幼児死亡率、犯罪率、受刑者人口、若年妊娠、うつ病、社会的信頼、肥満、薬物中毒・アルコール中毒、社会的流動性のことを指す。
格差が大きい国ほど、社会問題が悪化する傾向にあるというグラフです。
さらに、最近知ったんですけど、日本の相対的貧困率ってアメリカ以下になってたんですよね。
※基調報告書(日本弁護士連合会)2024年10月3日資料より
2021年のOECDの調査では、日本の相対的貧困率は15.7%で、アメリカの15.10%を超えています。厚生労働省の2021年のデータでも15.4%になっていて、数にして1900万人です。
この時に比較した国は43カ国で、日本は11位でG7中で最下位だったみたいです。日本よりも相対的貧困率が高かったのは、南アフリカ、メキシコ、ブラジル、イスラエルなどの数カ国。
前回も話した通り、所得や富はベキ分布していきますし、お金がなくなるとその不安から人間のIQは下がることが2013年のハーバード大学の研究で明らかになっています。
なので、相対的貧困にいる1900万人の中から今回のように闇バイトなどで犯罪を犯してしまう奴らが出てくるのはわからない話ではないよね。お金がある程度あれば変な高収入バイトとかにはそもそも応募しないはずですから。
また、ここでのポイントは日本は絶対的貧困率が高いのではなく、相対的貧困率が高いってことです。
現在1日で6.85USD(約1040円)以下しか使えない人は世界に35億7386万人(世界人口の45%)いるとされていますが、周りが貧乏な奴しかいなかったら、別にそれが普通だからあまりなんとも思わないはず。
しかし、日本にはこのような貧困レベルで生活している人はほぼいないはずですが、逆に相対的貧困率が高いので格差が目に見えてわかりやすい。
つまり、周りと比べて自分の生活が貧しいと思い込み、犯罪を犯してまでお金を稼ごうとしたということです。
相対的貧困 ✖️ 日本人のキョロ目性 = 闇バイト!
こういったところからも、特にお金がない人にはBIでお金を注入したほうがいいと改めて思いましたね。
しかし、現時点ではその役割を担えるのが生活保護しかないので、社会として、みんなが生活保護を取りやすい世の中にしたほうが絶対いいと思うんだけど、コロナ禍の時でさえ、生活保護受給者は減り続けましたからね。
生活保護受給者は2015年の3月の217万4000人をピークに減少傾向にあって、コロナ禍前の2019年12月時点の207万人から、2020年4月206万人、2021年4月204万3000人、2022年4月202万4000人、2023年4月201万8000人、直近の2024年5月は201万4000人となっています。
ナマポの呪いですね。
現状では、日本の貧困層の1900万人のうちの1割ちょっとしか生活保護にたどり着けていないってことです。
高所得国としては依然として高い相対的貧困率、日本人のキョロ目性、そして日本政府のプロパガンダや、各地の福祉事務所による「水際作戦」などが組み合わさって、少なくとも1700万人以上の人が生活保護レベル以下の生活を強いられています。
自民党は2013年から生活保護基準の引き下げを推進して、3年間で総額670億円を国費ベースで削減することを閣議決定し、実際に実施されました。
そして、この引き下げに関する裁判(通称「いのちのとりで裁判」)が全国29の裁判所で起きていて、今までに32の判決が出て、そのうち半数を超える18の判決で保護費引き下げによる保護変更処分を取り消す判決が出ています。
2023年11月の名古屋高裁の判決にいたっては、国家賠償責任まで認める逆転完全勝訴判決まで出ています。
このような判決が多く出ているのは、保護基準引き下げに用いられた「デフレ調整」や「ゆがみ調整」が、厚生労働省が独自で作成した物価指数などによって恣意的に利用されていたことが裁判で明らかになったためです。
うん。やっぱり僕の「政府はナマポをできるだけ出したくない仮説」は当たっていたか。。。
あと、生活保護の基準を上げていくことも同時にしていったほうがいいです。
なぜなら、生活保護基準は「最低限度の生活=ナショナルミニマム」を定めているため、最低賃金や地方税の非課税基準、国民健康保険・介護保険の保険料の減免基準、就学援助の給付対象基準などの様々な施策にも連動しているので、生活保護の基準が上がれば、その他の各種補助金等の基準なども自然と上がっていくからです。
逆に、自民党などが推進している保護費の引き下げ行為は、みんなで貧しくなる道を選ぶのと一緒で、自己責任論が強い人は引き下げの方向へと考えがちだとは思うんですけど、それは間違いです。そもそも引き下げる必要がないものを引き下げる行為というのはただのイジメでしかない。
生活保護費を上げられて困るのは日本政府と福祉事務所と資本家たちだけなのでね。本来は。ただ税金を庶民から必要以上に吸い上げているから、余計に生活保護が敵視される構図になっちゃってるんです。僕は庶民が生活保護を批判する構図のことを「TEIHENを賭けた戦い」と呼んでいます。
そして、最近YouTubeのABEMA Primeで「生活保護 申請増加も受給減?水際作戦で弾かれるケースも?自治体の現場のリアルとは?」 (動画リンク)という動画を見ました。
この動画内でひろゆきが「生活保護費って3/4は国からの支給ですよね?しかもそれって日本の1割の自治体だけの話で、それ以外の地域は全額国からの支給になるんでしょ?じゃあ地域経済も潤うし、生活保護バンバン出せばいいじゃん。なんで水際作戦的なことするの?」と専門家たちに聞いていて、僕は「それは福祉事務所が仕事を増やしたくないからでしょうね」と思いながら見ていました。
さらにその後、「ケースワーカーが1人で140人担当するって、それ1ヶ月に20日働くとしたら1日7人と合わなきゃいけないじゃないですか?それって時間的に不可能じゃないですか?」とも聞いていて、「いや、法律上は最低年2回の訪問で大丈夫で、全世帯を毎月訪問する必要はないからその点も問題ないね」とも思いながら聞いていて、そしてその瞬間にあることに気づいてしまいました。
「あれ?ちょっと待って。。。ま、まさか…これって…!」
やったー!ひろゆきっずがひろゆきを超えた瞬間だ!
このブログで培ったリサーチ力を駆使し、生活保護制度について調べまくっていた結果、気づいたらその知識量と考察力でひろゆきを超えていた自分がいたんですよね。
やばいでしょ。
まあ、だからなんだっていう話なんですけどもね!
ナマポは、地球を救う!
おわり。