人口減少で起こる「ほぼ確定」未来5選 -Part1-

その他

人口減少は必然

こんちわ。ポケポケにハマりすぎて、毎日死ぬほどポケモンバトルをしているKAZUMACHIでございます。

先日、友人と池袋のカラオケに行った際に、「あ、そうだ!池袋に行くならあそこにも行ってみよう。」と思って、カラオケの待ち合わせ時間の前にある場所へ行ってきました。

それがこちらです。

「ポケモンセンターメガトーキョー」です。

ポケポケにハマったおかげで、「なんかポケモンちゃんの実用的なグッズが欲しいよ」と思うようになり、行ってみた所でございます。

残念ながら滞在可能時間10分だったのて、写真はこれしか撮れませんでした。

あと、ちゃんと店内も見れなかったので、今度改めてまた行きたいと思います。

しかしながら、そんな中でも事前にチェックしていた欲しかったグッズを瞬時に見つけて、サッと買うことができました。

それがこちらです。

「カビゴンのピアス」です。

今後は何かポケモンのイベントに行くようなことがあれば、これを毎回つけて行きたいと思います。

というわけで、今回は「人口減少で起こる『ほぼ確定』未来5選」ということで、河合雅司さんのベストセラー「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」の中から、KAZUMACHIが選んだやばい未来を5つ紹介したいなと思います。


※「未来の年表」著 河合雅司 (講談社現代新書 初版 2017年)

というわけで、早速いきましょう。

人口減少で起こる未来を、、、クラッシュクラッシュッ!!

人口減少で起こる「ほぼ確定」未来5選

前段 「合計特殊出生率」について

早速、人口減少で起こる「ほぼ確定」未来をクラッシュクラッシュしていきたいのですが、その前に「合計特殊出生率」についてお話をさせてください。

「合計特殊出生率」とは、15歳〜49歳の女性1人当たりが生涯に出産する子供の数の推計値です。

合計特殊出生率「1」の場合、父親と母親の2人から1人の子供が生まれるということなので、世代ごとの人口は半減していきます。

「2」(厳密には2.07)でようやくその世代の人口規模が維持され、「3」ではじめて人口増加に転じます。

戦後間もない1947年の合計特殊出生率は「4.54」でした。そしてこの1947年〜1949年までが第一次ベビーブームと呼ばれていて、俗にいう「団塊の世代」が生まれた年代です。

「団塊の世代」は1947年生まれが267万8792人、1948年生まれが268万1624人、1949年生まれが269万6638人(統計上過去最高)で、3年間の合計出生数は約806万人なので、ここが国内人口の最大ボリュームゾーンになっています。

それでは、現在の日本の合計特殊出生率はいくつなのかというと、、、

「1.20」(2023年)です!

1947年と比べると約1/4にまで下がっています。

ちなみに東京は「0.99」、韓国に至っては国全体で「0.72」で「0」台なので消滅待った無し!(ちなみに出生率が「1」を下回るのは、戦争などの異常事態のみと言われているらしいです。)

まあつまり何が言いたいのかというと、日本の人口減少はもう止まらないということです。

こちらの「日本の人口減少予定表」をご覧ください。


※出典:「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」より

西暦3000年の日本人は2000人となっています。

この2200年以降の数値は、「机上の空論」であり得ない数字らしいので、話半分で受け取ってもらって大丈夫です。しかし、計算上はそうなるみたいです。あと、これは2017年のデータなので、今後若干修正があると思います。

なので、最新のデータ(2023年)も一応紹介しておきます。

それがこちらです。


※出典「毎日新聞」

高位というのは高位推計のことで、合計特殊出生率が「1.63」の場合の人口規模のことを言っています。

中位は「1.36」で、低位は「1.13」のときの数字です。

現在「1.20」なので、どちらかというと低位推計の数字に近い人口規模になっていくと思われます。

「1.00」でも「1.99」でも生まれる子供の数は1人なので、将来的に人口が半減することは半減します。ただし、そのスピードが早いか遅いかだけの違いです。

今後は、中位推計でも約20年後の2053年には日本の人口は1億人を下回って9924万人となり、2070年には8700万人に減少するので、今から45年後には4000万人近くの日本人がいなくなっているということになります。

4000万人というとカナダの人口が3880万人なので、KAZUMACHIのアナザースカイが消えて、オンリースカイになるレベルということです。

というわけで、これから紹介することは2050年までの出来事なので、全てほぼ確定事項となっています!

① 2033年、全国の5戸に1戸が空き家に!

1個目は、2033年に全国の5戸に1戸が空き家になる未来です。

まず、2023年度の「日本の総住宅数」は6502万戸でした。

これは2018年の前回調査と比べると4.2%(261万戸)増加していて、過去最多になっています。


※「令和5年度 総務省 土地・住宅統計調査」より

なぜ人口減少しているのに、総住宅数が増えているのかというと、色々な理由がありますが、そのうちの大きな理由の1つが「日本の総世帯数」の増加です。

実は、日本の世帯数も増加の一途をたどっており、2023年の総世帯数は5621万5千世帯でこちらも過去最高でした。(世帯数のピークは2030年になるらしいです。)

これは未婚化や核家族化によって「単身世帯」や「夫婦と未婚の子のみ世帯」が増加しているためです。さらに、新築物件は国の経済にかなりプラスに働くために、政府が住宅ローン減税や補助金制度などの政策で新築物件の消費を促しています。

このように、昔に比べてみんながバラバラに住むようになり、政府もそれを結果的に後押ししてしまっているので、人口減少なのにもかかわらず、日本の総世帯数が増え、そして総住宅数が増えてしまっているのです。

しかし、それは裏を返すと、跡継ぎがいない人の家が増えることにもなるので、住人がいなくなった家から即空き家になり、人口減少も合間って、空き家数の増加スピードも上がっています。

2023年の空き家数は900万戸で、空き家率は13.8%と過去最高になっています。


※「令和5年度 総務省 土地・住宅統計調査」より

空き家数の増加で何が問題になるのかというと、管理不足になりがちな空き家は損傷しやすく、地震や台風などの自然災害などでも倒壊の危険性が上がり、ごみの放置や悪臭、外壁の破損などによる景観の悪化、野生動物が住み着いたり、不法侵入者によって犯罪の温床になってしまうなどの恐れもあり、地域の治安の悪化に繋がります。他にも、屋根や外壁などの落下物によって地域住民や通行人に損害を与えてしまうなど、様々な問題を引き起こします。

このままいくと、2033年くらいまでには、全国の約5戸に1戸が空き家になります。


※出典:「日経クロステック」より

「未来の年表」(2017年)の中では、2033年に「3戸に1戸が空き家になる」という予測データが書いてあって、現在はそれが下方修正されたので、実はこれでも空き家数の急増は当初予想よりも抑えられています。

なぜ下方修正になったかというと、予想よりも「単独世帯」が急増したせいだと言われています。

「単独世帯」の実績値(2020年)は、予測値を200万世帯上回る約2100万世帯になったらしいです。

未婚化などによる「単独世帯」の増加のおかげで、なんとか空き家率の上昇は食い止められている状況ですが、今後、その抑制のためにはさらなる工夫が必要になってくるでしょう。

僕的には、ここで養老孟司の「現代の参勤交代制」がキーワードになってくるのではないかと思います。

空き家を第二、第三の拠点として活用できるようになれば、災害対策にもなりますし、都会と田舎を行き来する生活もし易くなるので、人々の脳化の抑制にも繋がって、いいと思います。

というわけで、1つ目は空き家数の増加の未来についてでした。

② 2035年、「未婚大国」爆誕!

2つ目の「ほぼ確定」未来は、2035年の「未婚大国」の爆誕です。

先ほどからも何度か言及していましたが、現在は未婚化がだいぶ進行しています。

2024年に国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が発表した2020年の「生涯未婚率」は、男性が28.3%で、女性が17.8%でした。


※出典:Yahooニュース「男性は3割近くが生涯未婚の可能性…生涯未婚率の現状と今後(2024年公開版)」より

「生涯未婚率」とは50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合のことで、「45~49歳」と「50~54歳」の未婚率の平均値から、「50歳時」の未婚率(結婚したことがない人の割合)が算出されています。

「未来の年表」では、「厚生労働白書」によると、2035年に生涯未婚率が、男性は29.0%で3人に1人、女性は19.2%で5人に1人になると書かれていましたが、もう2020年の時点でそれに近い数値になっているので、特に男性の未婚化は当初予想よりも加速していると言えそうですね。(ちなみに50年前の1970年の生涯未婚率は、男性が1.7%、女性が3.3%)

日本では婚外子が他国に比べると極端に少ないので、未婚化は少子化に直結します。

というのも、日本の婚外子の割合が2.4%(2020年)に対して、欧米主要国の比率は、フランス61.0%、スウェーデン54.5%、イギリス48.2%、アメリカ40.0%、イタリア35.4%、ドイツ33.3%(イギリス2017年、その他は2019年)で、非常に高い割合になっているのです。

なので、日本人は、結婚と出産を一体化して考えている人が多いということがわかります。

では、なぜ日本人は結婚しなくなったのか。。。

かくいう私KAZUMACHIも、しつかりと独身を断固死守してる状態ではありますが、そのうちの主な原因の一つは、社会学者の宮台真司も言う通り、若者の「性愛からの退却」でしょう。

これは、このテーマだけでも、3ブログくらい書けるほどの密度のあるテーマだと思いますが、僕自身も、まだはっきりとこのテーマについての理解が追いついておらず、言語化できないので、今後書ける時が来たら書きたいと思います。

ただ、この時点で言えることは、恋愛のテンプレ化で、「これ、自分じゃなくてもいいんじゃね?」となって、さらに「愛」や「正しさ」よりも、「損得」を「性愛」にも持ち込む奴が増えたから、というようなことなどがあるんだと思います。

安心便利快適な「社会」の内側に閉ざされることで、性愛のような「いいとこ取り」ができない物に対して、一種の諦めのようなものをもつ人が増えたから、恋愛できないから彼氏彼女ができず、彼氏彼女ができないから結婚できず、結婚できないから未婚化が進み、婚外子の少ない日本では少子化が進む、といったところなんじゃないでしょうか。。。

まあ、何はともあれ、奴隷たちよ、おそらくもう、未婚大国は建国された!

大洪水よ、我亡き後に来れ!

というわけで、締め切りの土曜日に、「まあ、当日に書き始めても間に合うっしょ!」と思って書き始めたら、どんどん新たに調べなければいけないことが出てきて、当日どころか、締切を3日過ぎた現在も、書き切ることができませんでした。

ですので、続きは来週以降に持ち越したいと思います。

一応内容は、

③ 2040年、自治体の半数が消滅危機に!
④ 2042年、高齢者人口が4000万人突破!
⑤ 2050年、世界的な食料争奪戦へ!
⑥ おまけ、もう起きたこと!

を書こうと思っております。

少子高齢化も、気候変動も、財務省やNHKなどの日本の既得権益の問題も、基本的にはやろうと思えばすぐに解決できる問題だと思ってます。

しかし、今の日本人には解決不可能です。

なぜなら、「大洪水よ、我亡き後に来れ!」精神で生きてる人間が増えたから。

自分の所属集団のポジション争いに必死になって、さらには共同体が破壊されたいま、周りの人間たちを気遣う余裕はなくなり、「愛」と「正しさ」に生きる人間は減りました。

僕がたかしや、山本太郎、宮台真司や、養老孟司が好きなのは、そんなクソみたいな人間たちの社会の中でも、「愛」や「正しさ」という価値にコミットして生きようとしているからです。

なので、僕も今後はその辺を目指して生きていきたいですね!

というわけで、今回は以上です!

 

つづく

 

 

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