KAZUMACHI、就職する。

日常

俺たちの真の戦いは、これからだ!

こんちわ。

先日、夕方の4時半ごろに部屋でピアノの練習をしていたら、下の階の住人に無言ピンポンされたKAZUMACHIでございます。

というわけでございまして、私KAZUMACHI、ついにがっつり就職をして、社会に完全復帰することが決定致しました。

職場は川越市にある塾で、やっぱり学生に英語を教えます。あと学童的なやつもついているので、ちいちゃい子達の子守もします。

これからは社会に”もうある程度”合わせていきながら、いつも通り歌とかを歌ったり、映画を見たり、あとは本を読んだりバスケをしたりしながら、のんびりと生きていきたいなと思います。

そして、「がっつり就職」するとはまさに、社会と世界、その2つの世界の間でバランスをとって生きるバンパイアのような存在になるということなので、これからはクラッシャー KAZUMACHIではなく、バンパイア KAZUMACHIと呼んでください!

また、これからはフルタイムで働くことになるので、このブログの更新はおそらく月一回くらいで書けるかしらどうかしらという感じになる未来しか見えないので、ペースはさらに落ちるとは思いますが、辞めるのはなんか勿体無い気がするので、一応このブログもダラダラと続けていきたいとは思っていまっする。

思えば社会をマジガチ拒否してから、およそ2年くらい経ちましたが、マクロではこの社会はもう没落していくしかないことがほぼ確定していることがわかったので、諦めてミクロの範囲で、住んでいる地域の人と協力しながら、これからくる地震や大雨による洪水などの災害対策や、あとはそういった地域に根ざした活動などを通じて、自分ももっと地域共同体の一員になれるように頑張っていきたいです。

能登半島地震でわかった通り、一年以上たった現在も能登のような小さい地域でさえ完全には復興できていない現状からは、首都直下や、特に南海トラフなどの超広範囲の大地震がきた時には、助ける人が足りずに、「もう地域ごとに各自で復興してください」という流れになることはほぼ確実です。

あとは最近、気候変動による雨量の増加によって、台風やゲリラ豪雨などで荒川や江戸川が氾濫した場合、最大74万人が広域避難しなくてはならなくなり、さらに「過去最大級の台風が首都圏を襲った場合、堤防の決壊や大規模な高潮により江東5区を含む都内17区で浸水被害が最大2週間以上続く可能性がある」とする記事も見つけました。(日本経済新聞:荒川・江戸川氾濫なら都民74万人が広域避難 移動手段どう確保? ※有料記事なので読んではいないです)

このように、自然災害は避けられない必ずくるもので、来るたびに、いざとなったら今までの社会システムに頼り切った生活は危険だということを実感するけど、その恐ろしさを私たちはすぐに忘れます。いや、わざと考えないようにしていると言ったほうが正しいかもしれない。と言うのは、そのほうが楽なので。ただしそのツケはきっと返しきれなくなるとも思っています。

また先日、2024年度の出生数が68万人台で、69万人を割ったことがニュースになりました。(NHK:去年の出生数 初めて70万人下回る 出生率も過去最低の1.15)

このような少子化のニュースを見てても、社会がダメになっていっていることが一目瞭然です。

子供が生まれない社会は異常ですから。多くの人々が脳化して、感覚ではなく頭ばっかりを優先して生きるようになった証拠で、自然を排除し過ぎた帰結です。

少子化こそが、社会が正常に機能しているのかどうかを測る良い指標になると養老孟司は言っていて、僕もその通りだなと思います。

これまでも散々言ってきたように、「言葉と法と損得」が支配する社会に閉ざされクズ化した人間たちが増えれば、社会は少子化になって持続不可能になり、それはもう最終的には自然消滅するしかない。

そして、これは先進国を中心に世界中でもそうなりつつあります。ただ、日本は課題先進国なので、世界中がこれから経験するであろう多くの社会問題を最初に経験することになります。

このような流れは、100年前にマックス・ウェーバーなどがもう予見していたみたいですが、本当にその通りになってきている。

なので、ダメな社会は別にクラッシュするまでもなく、勝手に消えて再生するので、もうなるようにさせる、いや、むしろその崩壊を加速させたほうがいいんじゃないのかという思想まで出てきていて、それが「加速主義」と呼ばれるものです。

あとは幸か不幸か、日本は災害大国で、大災害、特に大地震があるたびに日本社会は大きく転換してきた歴史があるみたいなので、養老孟司が「地震待ち」と言っていたのも、いまではよく分かります。

まあ、というような感じで、普通に社会に我慢して働いていたら、こういった面白いことも知らないままに生きていた可能性もあったので、やっぱり人生は運ですね。だから昔から人間は、多くもらった分は恵まれなかった人に返したいと思うようになるのかな。納得。

心では何と無くわかってはいたけど、「この社会ってなんかやばくね?」的な感覚は正しかったってことが、この無職期間に確認できて、そしてこの2年間、自分なりに社会について勉強できてやっぱりよかったです。

そして、リアル無職転生状態が終わって、これからは社畜転生!

ありがとう、クラッシャー KAZUMACHI、そしてこれからよろしく、バンパイア KAZUMACHI。

 

というわけで今回は以上です。

 

おわり。

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