人間の脳化はやばいね
こんちわ。クラッシャーです。
あっつ。
あれれ〜?おかしーなぁ?もう9月も中盤だよね?
なんかまだ34度とかあるんだけれども。。。
おかしいよね?これ絶対おかしいよね?
なんか気象庁によると、10月まで暑いらしいよ…。
やばいでしょ。
最近、養老孟司にはまってYouTubeで養老孟司Podcastを聞いているんですけど、やっぱり頭のいい人たちは考えつくことが一致しててすごいわ。
先週紹介した「人間の脳化」についてなんだけどさ、やっぱり人間はいうて自然の一部なんだからそれを忘れてはいけないよね。
宮崎駿が「森へ行け、森へ行け」って連呼していた意味が、ようやくわかってきたよ。
地球温暖化も絶対、人間の脳化の帰結の一部だね。
みなさん、人間の脳化って聞いたことありますでしょうか?
脳化って、人間が自分たちで作った社会システムに包摂されていくことを言います。
それは例えば、8時間働くこととか、満員電車に乗ること、毎朝決まった時間に起きること、規則に従うこと、マナーを守ることなどの人間が大規模定住化して以降、安心便利快適な世界を維持しようとして作ったシステムに人々ががっつりと従って生きていくうちに、自分もそのシステムの一部なんだと勘違いして、人間性を喪失していく現象のことです。
これは他には、情報化社会とか、都市化とか、ロゴスの檻とか色々な呼び方が存在しています。
まあ、端的に言うと人間がコンピューターみたいになるってことです。なのでこれは、自然とは全く対極の概念になります。
以前話したピュシス(自然)とロゴス(情報世界)です。
ピュシスは予測不能であり、コントロール不可で、めちゃくちゃな存在です。
一方ロゴスは、制御可能で予測可能な「言葉や数字・法・損得」で支配されている世界で、世界を「同じ」にしていきます。意識の世界といってもいいでしょう。
人間はもともと自然の生き物なので、ロゴスの世界だけで生きていると力を奪われます。
なので、みんなブラック企業で働いた後、休日は友達と過ごしたり、何かアクテビティをしようとしたり、映画を見に行ったり、音楽ライブに行ったりして、奪われた力を取り戻そうとします。
そして、またみんなブラック企業に戻って行きます。
より身近なピュシスの例としては、恋愛とか子供とか、あと笑いとかもそうです。世界各地にある「お祭り」なんかはまさにその代表例です。
予測不能で、めちゃくちゃだけど、力を与えてくれる存在です。
逆にお役所仕事はガチガチのロゴスです。官僚や役人などがたまに機械のように見えるのは、完全にシステム化(脳化)しているからです。システムに包摂されすぎて、自分も情報の一部だと勘違いしてしまっているんです。
僕の予想では、司令タイプは脳化し易いんじゃないかなと思っています。
逆に理想タイプはそれに抗おうとする人が多い気がします。
宮崎駿とか養老孟司はどちらも理想タイプなので、よりピュシスに寄ったバランスで生きようとしているんだと思います。
そして、少子化の原因も行きすぎた人間の脳化です。
システムの中で、予測不能な自然をできるだけ排除しようとする社会になったら、自然である子供が生まれなくなるのは当たり前です。
子供は別に計画的に産むものではなかったはずですからね。勝手に生まれてくるもので、そこに本来計算はなかったはず。
それが、完全に管理されて制御可能な世界で過ごしすぎた結果、自分も自然であることを忘れて脳化して社会化し過ぎてその結果、世界中で地球温暖化による気候変動とかが起き始めて、自然に無理をさせてた分の反動が今きてるんだと思います。
そうだ、あとZ世代を代表とした若い世代ほどすぐに仕事を辞めたり、8時間労働とかに強い拒否感を示すのは、きっとまだ完全には脳化しきってないからですよね。まだ自然が自己の中に強く残っている状態で、システムに対して折り合いがつくわけがないからね。
まあ、最近はそんなようなことが面白くて、考えたり話を聞いたりなどしています。
あと、全然話は変わるんですけど、ぼく一時期ココアにハマってよく飲んでいたんですけど、スーパーに売っている一番安いココアから、中くらいの値段のやつも試してみて、「普通に美味しい!」ってなったので、「ちょっと一番高いココア試してみたいな」と思ってこの前買ってみました。
それがこちらです。
最近はもうめっきりCMでは見なくなって久しいミロです。
確か450円くらいしたかな。中くらいの値段のココアと比べるとなかなかの値段や。
「うん。450円か。。。これは期待できるで。いったいどれほど美味しいのか…(じゅるり)」
昔飲んだことはあったんですが、それもはるか昔の記憶…。いざ開封!
バッと、写真のように袋を開けてみました。
そしてミロの匂いが鼻にファッと香ってきました。そしてこう思いました。
「おい。なんやこれ。誰やミロにドックフード入れたん。」
そうです。誰もが一度は嗅いだことのあるであろう、あの典型的なドッグフードの匂いがしてきたんです。
その匂いで、小さい頃に飼っていた犬の顔が脳内に鮮明にフラッシュバックしてくるほどでした。
※KAZUMACHIが小学生の頃に飼っていたシェットランドシープドック。名前はリキ。ちなみに写真のやつはリキではない。
「おい。嘘だろ…。」ぼくは言葉を失いました。
しかしすぐに、「いや!待て!慌てるな!450円するミロがドッグフードな訳ないだろ。落ち着け…。大丈夫。味はきっと美味しいに違いない。」
そして、不安な心持ちでココアを牛乳に溶かして飲んでみました。
「うん!やっぱり味もドッグフードだ!」
そして、このミロは現在、家のキッチン戸棚の奥〜の方に厳重に封印してあります。
予測不能な世界。日本よ、これがピュシス(自然)だ!
おわり。